ランニング障害も根本改善を目指せる、樟葉・枚方・八幡のまる鍼灸整骨院の施術をご検討ください。痛みや不調が起こりにくい丈夫な身体作りもお手伝いし、より安全に楽しくランニングを楽しんでいただけるようサポートいたします。
・走るとスネに痛みが出る
・地面を蹴り出した時に踵が痛くなる
・膝に違和感がある
・走ると足がつる
・腰や股関節に痛みがある
・ふくらはぎやアキレス腱が痛む時がある
ランニング障害には様々ありますがその原因として考えられるのは、O脚や偏平足などの体型の問題、ランニングフォームの問題、コンディショニングの問題、ランニングシューズの問題、練習環境の問題、オーバーワークなどが挙げられます。
シンスプリントとは、オーバーユースまたは反復するストレスによって引き起こされるスポーツ障害である。
過回内足などの下肢のアライメント異常、練習時間の増加、硬い路面での練習環境、不良なシューズによって引き起こされる。
痛みはスポーツ活動により増悪し、安静にすることにより軽快するが、症状の進行程度によって異なる。
圧痛は脛骨中~下1/3後内側部に認め、運動中にも疼痛を感じることもある。
症状は
stage1:ウォームアップにより消失する
stage2:ウォームアップにより消失するが、運動の終了間際になると痛みがある。
stage3:日常生活に支障はないが、運動によって痛みが増悪し、運動を続けることが困難になる。
stage4:痛みが常にあり、日常生活に支障が出ている。
stage3~4になると、疲労骨折の疑いもある為、精密検査が必要となります。
腸脛靭帯炎とは、膝関節外側の痛みで、多くは走行練習の増加で出現する。
大腿骨外側上顆部と腸脛靭帯との間で摩擦が原因で起こる。
又、筋肉・関節の硬さ、靴の変更、地面や練習場所など環境面などの問題でも発生することがある。
圧痛は外側上顆部に強く認める。
検査法としては、Ober test や grasping test などがあります。
治療として、過緊張状態にある腸脛靭帯や殿筋などの柔軟性を回復させる。
ランニングなどの練習を中止させることにより軽快するが、自主的なストレッチも必須である。
鵞足とは、脛骨近位内側部に、薄筋・半腱様筋・縫工筋が水鳥の足のような形で付着することから鵞足と呼ばれています。
膝の曲げ伸ばしを繰り返すことによる鵞足筋腱付着部への摩擦や伸張ストレスや変形性膝関節症などによる下肢のアライメント異常の影響により起こる。
圧痛は鵞足筋腱付着部にあり、トリガー筋鑑別テストを行い、各筋を選択的に疼痛の有無を確認できる。
治療としては、鵞足を構成する筋肉・ハムストリングスのストレッチやランニングなどのフォームの改善である。
下肢のアライメント異常の影響により鵞足炎が生じている場合は、ストレッチだけでなく、足底挿板などの処方も有用である。
足底腱膜炎とは、かかとに痛みを伴う疾患である。
足底腱膜は内側縦アーチを保持する組織で偏平足などのアーチの低下や、歩行時の蹴り出しの際に足趾の伸展が過度に生じ、足底腱膜が伸張されることが原因となる。
スポーツ選手や偏平足などのアーチ障害の方に多くみられる障害です。
典型的な症状は、起床時の1歩目や、長時間座位後動き始める時などが特徴的であり、動き出すと一時的に良くなるが、運動量の増加とともに疼痛が再度出現する。
圧痛はかかと周囲から内側縦アーチ周囲にある。
治療としては、足底腱膜に対するストレッチや内側縦アーチに対するテーピング、足底挿板などが有用である。
アキレス腱は、腓腹筋内側頭・外側頭とヒラメ筋の腱が一体となり、踵骨隆起に付着する腱である。
アキレス腱周囲の痛みは、踵骨後部滑液包炎、アキレス腱皮下滑液包炎、アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎、アキレス腱付着部炎などがある。
アキレス腱炎はランニング量が多い陸上長距離選手、ジャンプ動作や切り返しの動作が多いバスケットボール選手、バレーボール選手に発症しやすい。
また、アキレス腱は血流が乏しく一度損傷が生じると治癒までに時間がかかり、痛みを我慢してプレーしていると慢性化しやすくなる。
構造的な原因としては、後足部のアライメント異常も痛みの要因の一つである。leg heel アライメントを評価し回内足であればアキレス腱の内側に炎症を起こしやすく、回外足であればアキレス腱の外側に炎症を起こしやすくなる。
治療としては、足関節底屈位でアキレス腱が緩んでいる状態で腱自体にダイレクトストレッチを行ったり、下腿三頭筋のストレッチやテーピングなどがある。